千葉県北東部の生き物の話

〜県野鳥の会が講演会〜




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 千葉県野鳥の会は(2013年)1月26日、「千葉県北東部の生き物たち」をテーマにした講演会を習志野市菊田公民館で開きました。共催は千葉県自然保護連合です。

 講師は斎藤敏一さんです。斎藤さんは、同会の会員で、自然観察のガイドをしています。映像を見せながら、旭市、銚子市、匝瑳市、利根川下流部、九十九里浜などにさまざまな野鳥やサケなどが生息していることを話してくれました。

 たとえば、旭市にはサギのコロニーがあり、アオサギやダイサギ、チュウサギ、ゴイサギなどが繁殖しています。
 冬になると、水田地帯にシギ・チドリの仲間がやってきます。ムナグロ、キョウジョシギ、チュウシャクシギなどです。
 東庄町の夏目の堰には、600羽以上のハクチョウが飛来します。

 匝瑳市と旭市の境を流れる念仏川にはサケが遡上します。念仏川は川幅が狭く、水深も浅いため、サケの観察や撮影には最適な場所です。
 サケが遡上する川では、サケを捕ることが法律で禁じられています。しかし、密漁によって、遡上する数が年々減っているとのことです。

 そんな話をたっぷり聞かせてもらいました。とても内容の濃い講演でした。









映像を見ながら斎藤敏一さんの話に聞き入る参加者




講師の斎藤敏一さん(左)と千葉県野鳥の会の富谷健三会長(右)







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